あなたに合ったシューズ、選べていますか?トップトレーナーと世界で戦うトライアスリートが語る、ランニング&トレーニングシューズの選択法

多くのトレーニング愛好家の永遠の悩み、それはシューズ選びと言えるでしょう。走りやすさやラクさのみを重視したシューズ選びは正しいのか?はたまた、筋肉をつけたり、技術を向上させるためのシューズ選びとは何なのか?フィットネスを愛する人々に、悩みはつきません。

リーボックのラインナップも、この春登場し多くの高評価を獲得しているFast Flexweave™(ファスト フレックスウィーブ)、宇宙ブーツの開発で生まれたフロートライドフォームを搭載したFloatride(フロートライド)、そして両者の”イイトコ取り”とも言える新登場のFusion Flexweave™(フュージョン フレックスウィーブ、4月27日発売)がそれに加わり、ランナーやフィットネスラバーにとって理想的な体制が整いました。

この3足を手に、ランニングやトレーニングに用いるシューズはどう履き分けるべきなのか、またトレーニングとシューズの関係性とはどんなものなのか。この悩みについて、ReebokONEアンバサダーであるストレングス&コンディショニングトレーナーの吉田輝幸と、プロトライアスリートの戸原開人さんに、その考えを伺いました。


左からFloatride RS ULTK、Floatride、Fusion Flexweave™、Fast Flexweave™

「トレーニングの質が落ちてしまうシューズは選ばない」

お二人のご経験から、シューズを使い分ける必要性について教えてください。

戸原僕はランのトレーニングではFloatrideを、フィジカルトレーニングをするときはFast Flexweave™を履いています。ランのトレーニングのときはクッション性重視で重さがあっても構わないという人もいると思いますが、僕はレース用とランのトレーニング用のシューズが違い過ぎると、足の運び方も変わってしまう印象があるので、ランのトレーニングのときもある程度の軽量性と反発性があるものを選ぶようにしています。フィジカルトレーニングのときは、重量を持つので安定性とグリップ力が高いものがいいんです。やることが違うので、シューズに求めるものが変わるという感じでしょうか。

吉田戸原さんがおっしゃったとおり、重量を持つトレーニングでは、シューズがブレない安定性とグリップ力がとても大切です。踏ん張ったときに滑ってしまうようなシューズだとトレーニングになりません。違和感があって足元が気になると集中を欠いてしまいますし、正しいフォームがとれないシューズではトレーニング効率が下がるだけでなく、ケガのリスクも上がってしまいます。なるべく適材適所でシューズを使い分けたほうが、トレーニングのクオリティが高くなります。せっかく忙しい日々の中で、トレーニングの時間を設けているわけですから、質が高いほうがいいですよね。

戸原当たり前ですが、トレーニングの質ってとても重要です。トライアスリートは、スイム、バイク、ランの3種目を練習する必要があるので、スペシャリストのように100%の力と時間を1種目に使うことができません。長時間のトレーニングは身体への負担が大きいですし、効率の悪いトレーニングは上手く省いかなければならない面があるんです。全体のパフォーマンスを上げるために何をやるか、どうやるかというパズルを解いていくような感覚ですね。なので、トレーニングの質が落ちてしまうシューズは選ばないようにしないといけません。

吉田アスリートの方は、そのあたり当然シビアでしょうし、一般の方も同じ1時間を使うなら、少しでも効果があるほうが嬉しいですよね。


走りに特化したFloatrideは米のランニング専門誌「ランナーズワールド」で昨年のベストデビュー賞を取るなど、世界中のランナーから高い評価を受けている。

「薄めのソールのシューズは、走りの矯正に使える」(吉田)
「クッション性も大事ですが、やはり反発性は重視したい」(戸原)

そもそもランニングシューズやトレーニングシューズにはどのような機能が重要なのかを教えてください。

吉田まずは自分の足にフィットしているかどうかが大前提としてありますよね。サイズが合っていないとどうしようもないので。トレーニングシューズであれば安定性とグリップ性は欠かせません。縦方向だけでなく横方向にも強くないと、重量を持ったときや、サイドステップのような動きをしたときに危険です。当然足も汗をかくので、通気性もあったほうがいいでしょう。ウェイトトレーニングが中心ならクッション性はそれほど必要ないと思います。
ランニングシューズの場合は、クッション性と安定性でしょうか。クッションがどれだけ必要かは、競技レベルや体重によって変わるかなと。基本的に縦方向にしか進まないので着地の衝撃を受け止められれば、横の動きに強い必要はそれほどありません。

戸原僕はランニングシューズに関しても、トレーニングシューズに関しても、かかとのフィット感、ホールド感を結構気にしていますね。ランニング中、トレーニング中にシューズの中でかかとが浮く感覚があるものは選びません。トレーニングシューズは、吉田さんがおっしゃったとおり、安定性とグリップ性を重要視しています。
レース用のランニングシューズであれば、個人的には反発性が高いものがいいですね。スイムとバイクの後、最後にくるランニングパートは、脚のバネがなくなってきている状態なので、少しでも推進力がほしいんです(笑)。ロングディスタンス(ランは30km)、アイアンマン(ランは42.195km)はクッション性も大事なのですが、やはり反発性は重視したい。そして通気性ですね。シューズ内の蒸れはマメに繋がります。長丁場のレースで完璧に防ぐことは難しいんですが、なるべくリスクは下げたいのでシューズの通気性の高さは重要です。

今回お手元にあるFast Flexweave™、Floatride、Fusion Flexweave™は、それぞれどのような人に適していそうでしょうか。

吉田トレーニングの指導を行うときはFast Flexweave™を履くことが多いんですが、今までになかったシューズだと思います。アウトソールはグリップ力があり、アッパーは通気性と横ブレへの強さがあります。つま先とかかとの高低差が少ないのでウェイトトレーニングにも適しています。クッション性はそれほど高くありませんが、5kmぐらいの距離なら十分走れますし、ウェイトトレーニングやアジリティトレーニングがメインで、ランは少なめという人はFast Flexweave™がいいでしょうね。
アジリティ系のトレーニングに加えて、ランニングも長めにやりたいという人は、Fast Flexweave™よりもクッション性が高いFusion Flexweave™。”織り”のFlexweave™アッパーは耐久性に優れているので、ハードな部活をやっている人にもオススメです。そして、10km以上走るランナーの方なら当然Floatrideでしょう。

戸原先ほども言いましたが、僕はランのトレーニングにFloatrideを、フィジカルトレーニングにFast Flexweave™を履いているので、それがそのままおすすめの使い方ですね。Floatrideは、クッション性と反発性のバランスが良いミッドソールがすごく好きなんです。新しく出るFusion Flexweave™は、まだトレーニングで本格的に使っていないんですが、アッパーはFast Flexweave™に近くて、ソールはよりクッション性がある新しいバランスのシューズなので、色々と試してみようと思います。

吉田逆にFast Flexweave™のような薄めのソールのシューズは、走りの矯正に使えると思います。走りをクッションや反発で誤魔化せないので、接地が上手くなるシューズと言えます。コレで長い距離を走れたら一番イイですね。自分としては、Fast Flexweave™のアッパーに、Floatrideと同じフォームをソールの一部に組み合わせたFusion Flexweave™がとても楽しみです。


Flexweave™アッパーは横ブレに強く軽量で、高い通気性と耐久性を誇る。Fusion Flexweave™は、ミッドソールにFloatrideと同じフォームを採用したハイブリッドモデル。

プロのトライアスリートとして、ReebokONEアンバサダーとして、お二人の今年の目標を教えてください。

戸原所属チームから独立して1年目ということもあり、今年は基盤づくりとトレーニング環境の構築をしっかりやりながら、レース数は絞って、自分の能力の強化を優先したいと考えています。長く活動するため、出場するレースで上位進出を目指すために、計画的に活動していこうと思っています。

吉田20年以上、ストレングス&コンディショニングの分野で活動してきました。さまざまな競技のアスリートに向けて、それぞれに特化したトレーニングを追求してきました。持久力や瞬発力の向上はもちろん、疲労回復や栄養も含めて、競技特性にあった処方を組むことができます。この部分を上手く抽出して、ほかのReebokONEアンバサダーがやっていないことで、僕が力になれることを一般の方たちに提供していけたらと思っています。

(左)吉田 輝幸

ReebokONEアンバサダー/PCP TRAINING GYMオーナー兼ストレングス&コンディショニングコーチ

全米公認ストレングス&コンディショニングスペシャリストの国内第一人者として、多くのトップアスリートのトレーナーを担当。
現在はパフォーマンスグループEXILEのフィジカルトレーナーも勤める。

(右)戸原 開人

プロトライアスリート

日本で最も世界トップクラスに近いプロトライアスリート。アイアンマンなどロングを主戦場に活躍。2015、16年には宮古島大会を連覇し、国内ロングトップの座に立つ。2017年にはアジアの男子選手としては6年ぶりとなるアイアンマンHawaii世界選手権プロカテゴリーへの出場を果たす。2018年からは、それまで所属していたチームを離れ、さらなる高みを目指し活動中。

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