ヨガ界のカリスマ的存在、タラ・スタイルズに聞く、「自分の中の“ヨギ”」と向き合う方法

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ヨガスタジオのオーナーであり、ヨガだけでなく食事に関するものまで多くの書籍を出版しているタラ・スタイルズは、豊富な知識をもつヨガ界のカリスマ的存在。世界各地でヨガの指導を行い、ヨガファンのコミュニティ作りにも力を注いでいます。

彼女は2013年にリーボックと契約を結んで以来、リーボックのデザインチームとともに多くのヨガライフスタイルアイテムの開発を行っています。そして現在リーボックは、タラ・スタイルズと初めて共同開発した“Who Made the Rules”のリーボック タンクトップのリデザインに取り組んでいます。

“Who Made the Rules?” ルールを作っているのは一体誰なのか? 自分の中の“ヨギ”と親しくなるにはどうすればいいのか? 世界中のリーボックファンからの問いに、タラ・スタイルズが答えました。

Q.

ヨガの練習によって得られる健康面への最大のベネフィットは何ですか?

タラ:最大のベネフィットは、ストレス軽減とストレスマネジメントでしょう! 全身を効果的かつ効率的に使う方法を習得すると、シンプルな動作から難しい動作までを最小限の力で行うことができます。これはリラクゼーション・レスポンス(精神的リラクゼーション法)の作用があると同時に、やる気を起こし、もっと挑戦したいという気持ちにさせてくれます。

Q.

体の柔軟性を高めるのに1番良い方法は何ですか? 股関節のストレッチを数カ月続けているのですが、あまり効果がありません…。

タラ:体の柔軟性を高めるには、まずマインド(思考)を緩めることから始めます。体とマインドが力んでいる状態で、ストレッチや柔軟運動をやってもあまり効果は得られません。脳が体に「緊張を緩めてリラックスするのは危険だ」という信号を送っているからです。ですから、まずは深呼吸をして緊張を緩める必要があります。いきなり深くストレッチをしようとするのではなく、体が気持ちいいと感じるポジションで深い呼吸を続けてあげると、緊張がほぐれ、可動域が広がっていきます。

Q.

早起きしてヨガをやりたいのですが、どうも朝が弱いんです。早朝にもっとエネルギーを得るコツはありますか?

タラ:私は、ヨガマットをベッドのすぐ横やリビングルームに敷いたままにしています。敷かれたマットを目にすると、ヨガをやったときの最高の気分を思い出すからです。それで少しずつ体を動かしてみて、ゆったりした動きで徐々に全身を動かしていきます。やりたいという気持ちが出てきたらダンサーポーズ、ツリーポーズ、イーグルポーズなどのバランス系の動きでマインドを覚醒させます。楽しむ気持ちを大切にしてやってみてください!

Q.

背中の可動域、柔軟性を高めるのに最適なポーズは? ケガをして以来、まったく進歩がないんです。

タラ:昔のケガが心配なときに特に気をつけてほしいのは、以前のクセのまま動いてしまわないこと。心身が緊張し、痛みが増してしまいます。おすすめのルールは、楽に動くこと(力み過ぎないこと)、全力を尽くすこと、動かせる全方向に動かすこと。立っている姿勢で息を大きく吸いながら、両手を大きく外から頭の上まで上げます。両膝をゆるめ上半身をリラックスさせます。頭と首をリラックスさせたら、その姿勢で長く深い呼吸を数回繰り返します。呼吸に合わせてゆっくりと背中を丸めながら前屈、背中を丸めながら起き上がる動作を数回繰り返してみてください。直線ではない動きであればあるほど全身の可動域向上に効果的です。

Q.

身体面にヨガが良いことは知っていますが、精神面にはどのような効果があるのでしょうか?

タラ:どのように体を動かすかは、どのように物事に対応するかを示します。例えば、動作ができないからといってすぐに諦めてしまう人は、人生においても同じような行動をとるといえるでしょう。限界に挑み燃え尽きるまで頑張る人は、人生においても自分自身に試練を課している人といえるでしょう。ポーズができるかできないかに目を向ける代わりに、自分がどのように練習しているかに目を向けてみると、練習することのメリットが得られます。そうでなければ、ヨガはメリット少ない単なる運動の形に過ぎなくなってしまいます。全身全霊で練習に打ち込むほうがはるかに興味深く、楽しいものです。

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